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担当者コラム

第三十回 子どもの手を育む活動「やってみよう!ホチキスでとめて、とめて」

2017.05.28

今回の『子どものいる風景~活動の現場から』では、

横浜市民ギャラリーあざみ野より「子どものためのプログラム」の様子をお伝えします。

 

横浜市民ギャラリーあざみ野「子どものためのプログラム」は、

月に1回程度開催している造形講座です。

11月は、年長児を対象にホチキスを使った講座を開催しました。

 

まずは、ホチキスでとめるための紙づくり。

なが~い紙をみんなで切っていきます。

この日、はじめて会う子ども同士、ちょっと緊張しながら切っていきます。

それが切れたら、今度は短い紙。しばらく切る作業がつづきます。

子どもたちは、こんなに切ってどうするの?と疑問を感じていたようですが、

次から次へと紙を切っていきます。

 

あざみ野 あざみ野

 

紙の準備ができたところで、今日の主役、ホチキスが登場です。

「しってる~」「つかったことある~」などの声があがります。

「2枚の紙を重ねて、ホチキスではさんでパチン!とまるよ。」

「ホチキスのどこに紙をはさむか、わかる?」

「この音をきいてね、もう1回とめるよ、パチン!」

先生がホチキスの使い方を教えてくれます。

 

あざみ野

 

ホチキスを受け取った子どもたちは、

室内に設置した椅子のタワーとタワーを結ぶように、

次々と紙をとめつないでいきます。

 

なんだか妙に急いで、小走りしながらどんどん紙をとめつないでいく子もいれば、

実はこの日が、ホチキスデビューで、

スタッフの助けを借りながらとめていくうちに、徐々にコツをつかんでいく子、

タワーの設置してある空間を、まるごとぐるりとまわれるまで

ひたすら長くつなぎとめていく子など、

それぞれの思いとペースで、紙をとめつないでいきます。

最後までパチン!とおす、あの感じがホチキスでとめるときのポイントですよね。

 

 あざみ野

 

たくさんあった紙がなくなる頃、

部屋には蜘蛛の巣のような紙の空間ができました。

子どもたちもやりきった顔をしていました。

 

休憩をはさんで、最後は少し硬い紙に挑戦。

さっきの紙よりも、ちょっと強く力がいります。

最初と同じように、短冊に切ってから、

思い思いの場所をホチキスでとめて、立体オブジェにして活動は終了です。

 

あざみ野

 

今回の活動は、ひたすら紙を切って、

ひたすらホチキスでとめていくという活動でした。

言葉にすると修行のようですね(笑)。

とてもシンプルで単純な活動でしたが、

子どもたちはとても楽しそうに、興奮気味に取り組んでいました。

 

何かをつくるための活動ではなく、

つくるのに必要な道具を思い通り使えるようになるための活動、

今回は、そんな活動を目指しました。

 

みんな、ホチキス名人になれたかな??

 

 

あざみ野

 

横浜市民ギャラリーあざみ野 浅岡