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担当者コラム

第四回 楽しいっていろいろ、子どものためのプログラムより

2017.11.25

『子どものいる風景~活動現場から』レポート第4号は横浜市民ギャラリーあざみ野の様子をお届けします。

あざみ野では年間を通じて「子どものためのプログラム」という造形プログラムを開催しています。今回は7月21日に開催しました「やってみよう!木工しよう!」の様子をレポートします。

 

この講座に集まったのは来年小学生になる年長さん。

何度か講座に参加したことのある子もいれば、今回初めて参加する子もいて、最初はみんな少し緊張している様子。なにをやるのかな・・・? と先生の話を静かに聞いていました。

 

 

この日は、まずは金槌を使って「釘打ち」をしました。

「最初は釘を持ってトントントン」「釘が倒れなくなったら下の木をおさえて少し強めにトントントン」と先生の説明を聞いた後に、自分でやってみます。

みんなの眉間には、ややしわが・・・。

慣れていないことや、初めてのことをする時には、こういうこともありますよね。

 

 

釘を打つ時の子どもたちは、警戒しながら真剣そのもの。

それでも釘を打ち始めたら、みんなすぐに慣れてひたすら打っていました。

うっかり指を打って痛い思いをしている子もいましたが、気を取り直してからはすっかり釘打ち名人になっていました。

 

 

ちなみに、たくさん打った釘は虫の足になりました。

できあがった虫を先生に嬉しそうに見せていました。

 

 

最後は、色々な形をした木っ端を組み合わせて積み木をくっつけていきました。

ここで使う積み木は、きれいな丸や三角といった形ではなく、不揃いなかたちの木っ端です。

大きさも細さも形も様々で、同じものはあまりありません。

子どもたちは、気に入った形を組み合わせながら何かに見立ててイメージをふくらませたり、作りたいイメージにあった形の木っ端を探したりしていました。

「どれにしようかな?」「どこにつけようかな?」と試しながら、おうちやロボットなど思い思いのものを作る姿には、集中して釘を打つ時とは違った真剣さが。

 

 

年長さんを対象とした講座には、素材で遊びながら賑やかにということもありますが、今回の「木工しよう!」では、静かに集中する子どもたちの姿がみられました。

その後で、虫ができたときの嬉しそうな顔や、積み木ができあがった後の清々しい顔をみると、「がんばっていたんだな」となぜかこちらが笑ってしまいます。

「子どものためのプログラム」では、賑やかな楽しさや、緊張したりがんばったりした後の楽しさを子どもたちが体験できたらいいなと思っています。

 

 

※8月は「子どものためのプログラム」はお休みですが、8月8日(木)から18日(日)までの11日間は、子どものための展覧会「あざみ野こどもぎゃらりぃ2013」を開催します。

ここでもまた、色々な子どもたちに出会えることが楽しみです。

 

 

横浜市民ギャラリーあざみ野 浅岡