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担当者コラム

第二十九回 「第3回 ミニ・ビブリオバトル 大好きな本てどんな本?」 大佛次郎記念館

2017.05.28

こんにちは。みなさん、アートを楽しんでいますか?

今回は港の見える丘公園にある「大佛次郎記念館」より、11月14日(土)に開催した「第3回ミニ・ビブリオバトル」についてレポートします! 

 

 大佛1 大佛2

左:大佛次郎記念館 外観

右:昭和16年頃。大佛次郎夫婦とシャム猫 ©大佛次郎記念館

 

 

 

あらためて記念館について簡単に自己紹介します!

赤いレンガ造りのこの建物は、横浜に生まれ、横浜を舞台に多くの小説を書いた作家「大佛次郎」を紹介する記念館で、昭和53年5月に開館しました。

時々「だいぶつ」ですか?と質問されますが、「おさらぎ」と読みます。

これはペンネームで、小説を書き始めた時、鎌倉の大仏のそばに住んでいたのにちなみ、自分で名付けました。

それと、とても猫が好きで、自宅でたくさんの猫と暮らしていた事でも有名です。

 

そんな本にゆかりのある記念館で開催された「ミニ・ビブリオバトル」。改めてルールについて説明します。

 

 

【ミニ・ビブリオバトル とは??】

  • ・“本を知り人を知る”をキャッチフレーズにした書評ゲーム「ビブリオバトル」の小学生バージョン。
  • ・発表者が集まり、好きな本の魅力を順番に3分間で紹介。
  • ・発表を聞いた後、「もっと知りたい!」と思うことを発表者に質問し、ディスカッションを行う。(2~3分)
  • ・全員の発表を聞いて、自分が「一番読みたい!」と思った本に発表者がお互いに投票し「チャンプ本」を決める。

 

 

今回は、横浜市立北方小学校、5~6年生の6名の生徒さんに参加いただきました。

みんな同校で開催されたイベントに参加し、選ばれたお友達です。

 

 大佛3 大佛4

左:本番前、会場での練習の様子

右:会場に飾られていたパネル 

 

 

14時30分。参加者は学校の授業を終えた後、応援団の同級生、先生たちと一緒に来館。

会場に設置されたプロジェクターやマイクなど、いつもと違う環境に緊張の様子!

さっきまでの元気な笑い声がだんだんと小さくなります。

まずは開始時間まで練習!声を出したり、順番を決めたり、少しずつ気持ちを落ち着けます。

(会場の外では応援団のお友達が心配そうに覗いていました。)

緊張のあまり、用意していたペットボトルのお水を一気に飲み干す参加者も。

 

 

大佛5 大佛6

 

 

15時。いよいよ本番!

応援団のお友達の他、先生方、保護者も観覧で来館し、会場は満員の盛り上がりに!

さらに参加者の緊張感が増します!

 

しかし本番が始まった途端、「みなさん!!」元気の良い声に会場の空気が一転。さすがクラス代表メンバーです。

先ほどの緊張を忘れるくらい、楽しく本を紹介してくれます。元気な声って大事ですね!

自分が好きな本の紹介したい所を一生懸命説明するあまり時間をオーバーする場面もありましたが、落着いて最後まで紹介しました。そんな中、ディスカッションでは発表者が説明しきれなかった、本の登場人物に関する質問が出たり、発表側と質問側が短い時間内に内容を考え、お互いがフォローし合う場面もありました。

 

 

16時30分。6名全員の発表が終了。

途中、会場に問いかけるような大人顔負けの演説に、会場が大いに沸きました。 

 

大佛7 大佛8

   

 

イベントが終わってほっと一安心。やっと笑顔が戻りました。

 

当日はあいにくの雨模様でしたが、元気なお友達の声で記念館も一気に明るくなりました。

最後、感想を発表する場面では、すっかり会場にも慣れた様子でユニークなコメントも飛び出て、会場から笑い声が聞こえました。

 

学校での授業後の参加で、帰りにはみんなお腹がペコペコの様子でした。

みなさん、貴重な時間を有難うございました!

 

一見、難しいのかな?と思う文学の世界ですが、記念館には大佛次郎が大好きだった猫たちの置物やゆっくり本を読める閲覧室もあります。

ぜひ遊びにきてください!

 

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大佛次郎記念館 大岩