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担当者コラム

第十九回 岩間市民プラザpresents 『橘樹神社 神楽でござる!2014』

2017.09.21

『子どものいる風景~活動現場から』の19回目は、保土ケ谷区にある横浜市岩間市民プラザよりお届けします。

 

 

岩間市民プラザをご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、相鉄線・天王町駅から徒歩2分のホール・ギャラリー・スタジオ等を備える文化施設です。

▽横浜市岩間市民プラザ

岩間外観

 

今回、ご紹介する催しは、『橘樹神社 神楽でござる!2014』。

岩間市民プラザの主催事業である、東海道≪保土ケ谷宿≫魅力発見シーズの第3弾として開催された催しです。

このシリーズは、東海道の宿場町・保土ケ谷のお寺や神社などの地域歴史資産を活用し、芸術文化とのふれあいを通じて、保土ケ谷の魅力を発見していこうと3年前から始まりました。

 

 

今年も、昨年に引き続き、地域の歴史ある神社「 橘樹(たちばな)神社」の神楽殿にて、日本古来の伝統芸能である『神楽(かぐら)』を上演しました。

 

▽橘樹神社と神楽殿

神社外観 神楽殿 

 

出演者は横浜を中心に伝統芸能の指導や地元に根差した活動をおこなっているNPO法人里神楽・神代神楽研究会の方たちと、地域の市民参加者たちです。

 

 

今年も参加者を募集したところ、小学生の男の子二人が参加したいと集まってきてくれました! さらに、男の子のお母さんも今回、一緒に参加してくだることになりました。

 

 

 

お稽古は8月から毎週1回おこなわれました。

神楽は台本などが存在しませんので、先生の動作を見て真似て覚えていきます。

最初はお稽古に慣れずにうまくいかず、不安になる様子もみられましたが、回数を重ねて慣れてくると、みんなあっといまに習得していき、みているスタッフ側がその飲み込みの早さに毎回驚くばかりでした。

 

▽熱の入った先生の指導に子どもたちも真剣にお稽古しています。

稽古風景 稽古風景

 

10月25日いよいよ本番。

当日は神楽日和といわんばかりの快晴!!!

市民団体や商店街の協力もいただき、当日は保土ケ谷の今昔写真展やアンティークバザールも同時開催。さらに保土ケ谷名物会の皆さまも来ていただき、おいしい和菓子やお鮨を販売していただき、とてもにぎやかな会場となりました。

 

今回上演する演目は「神剣幽助(しんけんゆうじょ)」と「敬神愛国(けいしんあいこく)~恵比寿・大黒・鈴隠し~」。

子どもたちが出演するのは、「敬神愛国」の演目です。

 

☆敬神愛国あらすじ・・・

恵比寿様の家を大国様が訪れます。恵比寿様は酒を振るまい、鯛を釣り上げます。

大黒様は感謝をし、いでいで宝という喜びの舞を舞います。途中、大国様と恵比寿様の従者が面白おかしく鈴隠しの舞を舞います。滑稽でおめでたくわかりやすい演目です。

 

 

▽出番がない時も舞台裏で様子をうかがいドキドキ・・・

舞台裏

 

 

▽神社の狛犬も心配と期待を胸に見守っています

狛犬

 

さあ、いざ準備にはいります。子どもたちは恵比寿さまと大黒さまの従者役。

お母さんは大黒さまを演じます。恵比寿さまは昨年参加してくれた女の子のお母さんが今年も参加してくださいました。

 

 

▽楽屋で着付けが始まります

着付け 

 

▽本番がはじまりました!

舞台本番

 

お稽古では心配なところも少しありましたが、みんな本番に強い強い!!

立派に演じ切ることができました。

用意したイスが足りないくらいにお客様もお越しいただき、みなさまからの拍手喝采で幕を閉じました。

 

 

終わったあとの楽屋ではみんな満足気な表情。

本当に子どもたちの度胸の良さに感心するばかりでした。

 

 

昔は神社のお祭りで神楽をみる機会も多かったですが、最近はめっきりそんな機会も少なくなってきました。岩間市民プラザでは、子どもの頃から日本の伝統芸能に触れる機会をこれからも沢山つくっていきたいと思っています。

 

 

 

横浜市岩間市民プラザ 天野静香