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担当者コラム

第一回 「親子のフリーゾーンのちいさな人たち」

2017.09.21

 

横浜ではいろいろな施設で子どものアートの活動が行なわれています。それらの情報をまとめてお伝えするのが<ヨコハマ・コドモ・アートナビ>で、活動の中で見せる子どものいろいろな表情や様子を事業担当者がレポートするのが<子どものいる風景〜活動現場から>です。これからもよろしく!

 

 

さて、レポート第1号は横浜市民ギャラリーあざみ野の親子のフリーゾーン4月24日の様子を。<親子のフリーゾーン>は横浜美術館の子どものアトリエが“本家”で、あざみ野はブランチです。子どものアトリエの親子のフリーゾーンは日曜日開催ですが、あざみ野は月3回のうち1回だけ日曜日でほか2回は水曜日の開催なのが特徴。平日の開催は幼稚園や保育園に通っていない3歳未満の幼児が“お客さま”。だから当日はそんなに広くないアトリエの廊下がバギーでいっぱいになります。(バギー集会みたい)

 

 

とくに2歳未満の幼児は人のかたちをしているけれど、動きは子犬や子猫みたいにたえず衝動的に動き回る。四頭身の彼らは足もとおぼつかず頭が重いので、すぐにこけたりする。可愛いところを写メしたいおかあさんもハラハラの様子。

 

 

クラフトコーナーでつくった“王冠”をかぶった男の子が、おかあさんとえのぐコーナーへ。係のおねえさんがくれたえのぐのカップと筆をポイッと放り投げると、えのぐを洗うための水槽へ一目散。どうもえのぐよりは茶色く汚れた水が魅力的に見えたようだ。今にも茶色い水を飲むかのように顔を近づけて両手でバシャバシャ。ほかにも“汚れた水大好き幼児”数人がバシャバシャ。

ちっちゃい子は自分のしたいことをやってみるのが大切とおかあさん納得顔。

 

 

11時30分、子どもたちは手足を洗い着替えをして「またおいで〜」と係のおねえさんたちに見送られながらバギーの人になる。館長の私はホースで床掃除。「ねぇー帰ろうよ」と言ってるおかあさんの声が。足もとでは2歳前の男の子がカラの掃除バケツに頭を入れかぶろうとしていた。やっぱり子犬だ。

 

 

横浜市民ギャラリーあざみ野 三ツ山一志

 

横浜市民ギャラリーあざみ野 三ツ山一志