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担当者コラム

第十一回 「子ども一日館長」大佛次郎記念館

2017.11.25

新しい年がはじまりました。まだまだ寒さが厳しい季節です。みなさん風邪に注意してください!

さて、『子どものいる風景~活動現場から』の11回目は、昨年の夏休みに実施した大佛次郎記念館「子ども一日館長」の様子をレポートします!

当館では、今回初めて横浜市内に通う小学生を対象に「子ども一日館長」を実施しました。

館長に就任したのは小学3年生から6年生までの9名のみなさん。

「受付のお仕事がしてみたい!」

「大佛次郎がどんな人か興味をもったから」

など、応募した時から館長としての意気込みが伝わります!!

 

当日は、10:00に館長室へ集合。

はじめに、大佛次郎について沼尾館長からお話しを聞きました。

そして、「館長任命式」!

 

 

一人一人の「子ども館長」へ任命状が手渡されます。

みんなちょっぴり緊張した様子で任命状を受取りタスキをかけ、館長に就任しました。

さあ、お仕事のはじまりです!

午前中は展示の説明を聞いて大佛次郎について学び、また、絵本の朗読会にむけての練習をおこないました。

 

 

午後からは、受付・案内や展示キャプションの作成、図書の受入業務など、盛りだくさんな仕事を体験しました。

 

さて、いよいよ14:00からサロンにて童話「スイッチョねこ」の朗読会です。

「スイッチョねこ」は、主人公の子猫、白吉がスイッチョ(キリギリス科の昆虫:ウマオイ)を飲み込んでしまった物語。昭和21年に「こども朝日」で発表され、作者自身が「自分の一代の傑作であり、書いたものでなく生まれたものだった」と語る作品です。

 

『スイッチョねこ』表紙絵より 文:大佛次郎 絵:安泰 1975年 フレーベル館

 

 

一冊の本をリレー形式で、交代しながら読み進めていきます。

多くのお客様が見守る中、一人一人がそれぞれの「スイッチョねこ」を朗読しました。

さすが、本が大好きなみなさんです。観客の方からも「とても上手ですね!」との声がありました。

 

 

最後に一日を振り返るミーティングを行いました。

「鞍馬天狗や赤穂浪士の本を読みたいと思う。また遊びに来たいです。」

「館長さんは座っているばかりでないことがわかった。いろいろなお仕事ができて、楽しかった!」

など、みなさん前向きに仕事に取り組んでくれました。本当におつかれさまでした。

猫のレリーフの前で、全員集合!パチリ☆

皆さんの笑顔が何よりの宝物です。ますます本を読む楽しさを感じ、想像力の翼を広げていってくださいね。

 

 

(大佛次郎記念館 吉田)